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インプラントQ&A

インプラントQ&A

Q 手術時に痛みはありますか?

手術中は麻酔をするので、痛みは感じません。また、インプラント専用のオペ室で手術をするので、感染症の心配もありません。

Q 治療期間はどれくらいですか?

骨の状態にもよりますが、埋入手術をしてから上顎で約6ヶ月、下顎で約3ヶ月するとインプラントが骨と結合します。結合が確認されたら上部構造(補綴物)を取り付けて治療が完了します。

Q 治療が終わるまで仮歯は入れられますか?

埋入手術直後に仮歯をおつけになる事が可能です。すでに入れ歯(義歯)をお使いの方でしたら、インプラントを入れた場所に当たらないよう作り直してお使いいただくことができます。

Q インプラントは身体への影響はないのでしょうか?

インプラントは、チタンを使っており、骨との親和性が高く身体の中に入れても異物として認識されません。ニッケルなどの金属アレルギーのある方でも大丈夫です。

Q インプラントはどのくらいもちますか?

インプラントの周りが歯周病にならないように気をつければ、インプラントは非常に長くもちます。インプラントの周りの骨が歯周病になってしまうと、(天然の歯と同じように)支えをなくしてグラグラしてきます。 また、 入れ歯やブリッジは、周りの歯に負担をかける治療方法なので、周囲の歯が抜けてしまったら全体を作り直さなければなりませんが、インプラントは周囲の歯に負担をかけず、独立した構造をしています。周囲の歯が抜けてしまっても、抜けた部分だけを治療する事ができます。

Q インプラントは誰でもできますか?

外科的な治療を受けられる方であれば、ほとんどの方がインプラントを受ける事ができます。インプラントの周りの骨が少ないケースの場合、骨を増やす治療を行った後、インプラント治療をする事ができます。また、歯周病のひどい方は先に歯周病の治療を行います。

Q インプラント治療に年齢制限はありますか?

顎骨の成長が止まっていない未成年の方は、インプラント治療ができません。骨の成長が止まってから(だいたい18歳前後)インプラント治療をされた方がよいでしょう。 また、年齢の上限は特にありません。

Q 外観からインプラントしていることがわかりますか?

人工の歯は色や形ができるだけ天然歯に近く作られているので、ほとんどのケースで外観上の問題はまったくといっていいほどありません。

Q 歯が何本抜けていても治療ができますか?

可能です。失った歯の本数は関係ありません。歯が1本も残ってない患者さんであっても可能です。

Q インプラント手術が終わってからも通院が必要ですか?

手術翌日には傷口のチェックと消毒、1週間後から10日後の糸抜きには来院いただきます。

Q インプラントの利点はよく聞くのですが、欠点はないのですか?

欠点は3つあります。

1.手術が必要(特に術後は多少の食事等に制限を受けます)
インプラントを顎の骨の中に埋め込むため

2.費用がかかる
医療保険が適用されないため

3.期間がかかる
インプラントと顎の骨がくっつくのを待たなければならないため

Q 日ごろの手入れはどうしたらいいのでしょうか?

自分の歯と同じです。定期的に歯科医院でメンテナンスを受けてください。

Q インプラントの手術前の検査にはどのようなものがありますか?

お口の模型をとる検査、顎の骨の状態を2次元的に知るためのレントゲン検査、3次元的に知るCT検査、全身の健康状態を知る検査などがあります。全ては安全・確実に手術を行うのに欠かせない検査です。

Q インプラント治療に保険は適用されますか?

インプラント治療には保険は適用されません。

Q インプラントに追加料金は発生しますか?

基本的には治療計画の段階でのお見積りがすべてです。ただし、人工の歯の修理などは別途費用がかかる場合があります。

当院で行っている再生医療について

「再生医療」とは臓器や組織機能を再建する医療技術の総称とされています。(再生医療支援機構HPより)
予知性の高いインプラント治療のためには、インプラント埋入部位周囲に十分な骨量の存在が望まれます。
われわれのHP上に記載されている再生医療とは、インプラント治療の予知性向上のために、歯周病や、歯の喪失に伴って失われた顎骨の組織を再建することを指します。

具体的には、必要に応じて選択的に骨の再生を図るGBR法や副鼻腔内に人工材料である骨補填剤や自家骨を移植し骨量の増加を図る上顎洞底挙上術などがあります。
当院で行っているこれらの治療法は、いわゆるiPS細胞や幹細胞などの技術を応用した細胞や組織の移植とは異なる医療です。
しかし広義においてはいずれも「再生医療」の定義に当てはまるものであるため、当院ではインプラント治療や歯周病治療のための骨再生に関して「再生医療」という用語を使用しています。


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